Q.
BeeLine tech.って何?
A.
BeeLine(Best Efficient Ethernet Line)tech.とは、ゴフェルが開発した次世代LANカード(NIC)シリーズのブランド名です。
CPUレスかつ、実行速度は理論値の約9割!というのが特徴です。従来のNICでは、Ethernet通信のプロトコル処理をCPUとソフトで行っている為、CPUに負荷がかかり、データ転送の実行速度は理論値の3〜4割程度まで低下してしまいます。
BeeLine tech.では、Ethernet通信のプロトコル処理をNIC上のFPGAでハード的に処理してしまいます。これによりCPUに負荷をかけず、例えばギガビットEthernetの場合は約900Mbps、10GビットEthernetの場合は約9Gbpsの伝送速度で通信出来ます。大量の画像データを使用する画像検査機、医療機器、研究機関等で使用されています。
1Gb 2ch Ethernet FMC Module
Axfmc6010
BeeLine tech. Gb Ethernet 2ポート
1000BASE-T準拠
TCP/IPまたはUDP/IPまで実装
RJ45 x2
FMC(FPGA Mezzanine Card)フォームファクタ
LPC(Low Pin Count)タイプ
1Gb 1ch Ethernet Camera Module
Axcmr6011
BeeLine tech. Gb Ethernet 1ポート
1000BASE-T準拠
TCP/IPまたはUDP/IPまで実装
RJ45 x1
カメラボード接続:60pinスタッキングコネクタ
JPEG圧縮機能(オプション)
10Gb 2ch Ethernet PCI Express Card
Axpcie6030
BeeLine tech. 10Gb Ethernet 2ポート
10GBASE-R準拠
TCP/IPまたはUDP/IPまで実装
SFP+ x2
1GB DDR3メモリ
共有メモリ機能(オプション)
PCI Express x4Lane Gen2
Gb EthernetがCPU負荷により不安定で期待する通信速度が得られず困っている…
ハードロジックで実現したBeeLine tech. Ethernetなら、CPUパフォーマンスを気にすること無く最大効率で伝送できます。
マルチセンサー、マルチカメラシステムを安価に構築したい…
複数のカメラやセンサーからのデータをFPGAに渡すだけで、Ethernetパケットを送信するシステムが実現します。
次のカメラインタフェースを何にするか迷っている…
専用のデバイスが必要な、速度の進歩が汎用通信方式に追いつかない専用インタフェースに頼る必要ありません。Ethernetは永遠に不滅です。
多チャンネルのDAQ(データ収集システム)を小型かつ安価に構築したい…
数百チャンネルのデータ収集フロントエンドもCPUレスで柔軟に構築できます。
遠距離のデータ伝送を汎用性の高い通信方式で実現したい…
光ファイバで、かつEthernetで、PC間、PCとカメラ間などが最大10kmの遠隔でデータ伝送できます。
共有メモリシステムを汎用性の高い通信プロトコルで実現したい…
BeeLine tech.ならEthernetで共有メモリシステムを容易に構築できます。オリジナルプロトコルやsRIOなどは不要です。
10GbをサポートするネットワークアプライアンスPCを安価に構築したい…
ハードロジックのBeeLine tech. EthernetならCPUに負荷をかけないので、手頃なPCに10Gb複数チャンネルを装備できます。
リンクアグリゲーション
1Gbまたは10GbのEthernetを複数ch合わせて、ひとつのリンクとして伝送。オートコンフィグにも対応。
インテリジェントスイッチングハブ
高効率の伝送を約束するHubを実現。
リアルタイム性の向上
ARCNETライクなトークンリング式、EtherCATライクなフレーム伝送式で1Gb・10Gb Ethernetの高速性を活かしたリアルタイムネットワークを実現します。
SNMPトラップ送信機能
監視サーバーなどにデータ送信側(例えばカメラ)の状態通知、イベント通知などを行います。
※本ページ中の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標又は登録商標です。
※仕様、外観は性能の向上のため予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。